お役立ちコラム
2.92021
2021年コロナ禍のお墓選び・お墓参り、オンライン相談について
■今後のお墓選びのポイント
従来のお墓選びは、「アクセス」「周辺環境」「霊園の管理状況」の3つがポイントでしたが、今後は「3密回避」もポイントに加わります。その中でも「3密回避」と「アクセス」はセットとして抑えるのがポイントです。
それには今後、老齢になり足腰が弱くなった場合でも、お墓がご自宅から近くにあれば、気軽にお墓参りに行けること。コロナ禍での外出で気になる3密を避けることが可能になるという2つのメリットがあります。
しかし、コロナ禍ではお墓選び・霊園見学の確認事項も。
気になる霊園がご自宅から近い場合、移動など含めて3密を気にすることなく見学は可能ですが、コロナの影響で臨時閉園している霊園も存在します。
特に屋内にある「自動搬送式納骨堂」や「納骨堂」などは密閉空間になることから、開園自粛の宣言している所が多く、見学をお考えの場合は霊園の開園状況を事前に確認されることをおすすめします。
■コロナ禍でのお墓参りとは?
お墓選びも終わり建立・納骨後にはこれから長く続くであろうお墓参りがあります。
コロナによる外出自粛によってお墓参りは流行以前との比較でどのように変化しているのでしょうか。
■コロナの影響でお墓参りに行く回数に変化はあった?なかった?
コロナ禍のお墓参りの頻度に変化があったかをアンケートした所、「変化なし」の回答が68.0%と多く、次いで「減少した」が26.2%という結果に。
お墓参りの回数に約7割の人が「変化がない」という回答でした。
また、流行前とコロナ禍のお墓参りの回数を比較したところ、流行前は「お墓参りに行っていない」の回答が17.2%、コロナ禍では27.3%と10.1%増加しており、コロナの影響もあり、お墓参りに行くことを控えた人が流行前より増加したことがわかる結果となりました。
コロナによって直接行ってお墓参りをしたくても、感染が増えるたびに移動制限をせざるを得ない人もいるようです。
■お墓の場所や供養方法を見直そうと考えたことは?
コロナによってお墓の場所や供養の方法について見直しを考えたことがありますか?と伺ったところ、21.5%の人が「見直そうとしたことがある」と回答しました。
その理由には、「お墓の管理が難しいから」が最も多く、次いで「お墓参りに行きづらいから」という結果に。
やはり、コロナによってお墓参りの回数と同様に直接行きたくても、遠方などの都合で移動制限をせざるを得なくなり、「管理が難しい」「行きづらい」となり、見直しを考えるキッカケになっているようです。