お役立ちコラム
9.202024
お墓参り代行サービスって実際どうなの?最近耳にするけど相場やトラブル回避などご説明
酷暑が過ぎ去り、今度は台風の心配が尽きない9月。秋のお彼岸期間となりお墓参りへのスケジュールも決めなければなりません。
2024年の秋のお彼岸は9月19日(木)〜9月25日(水)の7日間です。
彼岸入りとされる9月19日(木)から9月21日(土)、そして秋分の日当日の9月22日(日)、最後に9月25日(水)の彼岸明けという日程になります。
そもそもお彼岸とは、春分の日と秋分の日の中日とした前後3日間を含む合計7日間の期間を指し、1年で春秋2回あります。また、7日間あるお彼岸ではどの日にお墓参りへ行っても問題はなく、多くの人は、春分の日・秋分の日当日にお参りへ行く方が多いと言われています。また「六曜」を気にされる方もおられるので、六曜に習い吉日である「大安」にお参りへ行くのもいいでしょう。
2024年秋のお彼岸 | ||
お彼岸 | 日程 | 六曜 |
彼岸入り | 9月19日(木) | 赤口 |
9月20日(金) | 先勝 | |
9月21日(土) | 友引 | |
中日(秋分の日) | 9月22日(日) | 先負 |
彼岸明け | 9月23日(月・祝) | 仏滅 |
9月24日(火) | 大安 | |
9月25日(水) | 赤口 |
ー「六曜」とは?ー
六曜は、民間信仰でその日の吉凶を占ったものです。先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口の6つです。カレンダーなどにも記載されていることもあるので、一目で今日がなんの「六曜」なのかが見てわかると思います。
2024年のお彼岸では、六曜でいう「大安」が9月24日(火)となっています。また9月20日(金)が「先勝」なので午前中に、9月22日(日)が「先負」なので午後帯にお墓参りへ行くのでも問題ありません。
また、赤口・友引・仏滅であってもそこまで気にする必要はありません。さらに必ずお彼岸だからその期間にお墓参りへ行かなければいけないというものではありません。基本的にお墓参りへいつ行ってもいいので、都合の合う日程でご先祖様・故人へ会いに行きましょう。
■どうしても自分が行けない場合はどうすればいい?
仕事やライフスタイルの関係でどうしてもお墓参りへ行けないということもあると思います。心の片隅にどうしても引っかかって行きたいのに行けない・・・そんな時はお墓参り代行サービスを利用するのも一つの手です。
お墓参り代行サービスは、依頼を受けた専門業者や石材店などがお墓参りを代理で行うサービスです。「時間がない」「体調を崩してしまった」「足が悪くお墓へ行けない」などさまざまな事情があると思います。そんな時、とても頼りになるのがお墓参り代行サービスです。
■お墓参り代行では何をしてくれるの?
主に「お墓の写真撮影」「お掃除」「お供物・お花の交換」がサービスの内容となります。
なぜ写真撮影が必要かというと、お墓の現在の状況が確認できるよう、お掃除やお供えをする前に1枚、お掃除後・お供え後に1枚と依頼者にお墓の状態が分かるよう写真撮影をします。代行業者によってはスマートフォンで、リアルタイムにお墓と繋いでくれ、お掃除前後・お供え前後と確認でき、さらにそのまま手を合わせることもできます。
お掃除に関しては、墓石や外柵などの水洗いや掃き掃除、周辺の雑草や落ち葉の除去作業を行います。また希望すれば専用の洗剤や特殊な道具を使用した墓石クリーニングや墓石の汚れ防止のためのコーティングなどを頼める業者もいます。墓石のプロである石材店であれば墓石の扱いにも慣れているので、クリーニングやコーティングと言った特殊な作業もお手のものと言えます。
お供物・お花の交換は、古くなった以前お供えした物やお花を新しいものへ交換します。ご先祖様や故人が生前好きだった物をお供えして欲しい旨伝えれば、対応してもらえる場合もあります。もちろんお供えした物は写真を撮影し終わった後で回収もしてもらえるので、安心です。
■お墓参り代行サービスの費用感は?
お墓参り代行サービスの費用相場は、お墓1基あたり1回5,000円〜2万円程度と言われています。サービスの内容が手厚くなればなるほど高額になり、また逆にシンプルなサービス内容であれば比較的価格を抑えめにしている業者もあります。その時のニーズに合わせた業者を選ぶと後々で後悔することもないでしょう。また広い1坪以上や2基以上の場合追加料金がかかる場合もあるので、数社から見積もりを出すのがベストです。
■お墓参り代行サービスでトラブルにならないための注意点とは?
お墓参り代行を依頼する時に、気を付けておかなければならない点があります。事前に把握しておくことでトラブルを回避しましょう。
①サービス内容にお花やお線香も含まれているかどうか(オプションになる可能性もあります)
②注意事項やキャンセル時のルール・キャンセル料などを事前に確認する
③墓石や付属品、外柵などの万が一破損した場合の補償があるかどうかの確認
④お墓を管理している寺院や霊園などに事前連絡をしておく
⑤駐車場など追加でかかるであろう費用を事前に確認しておく
まずは見積もりを取って、しっかりと打ち合わせすることでトラブル回避ができます。
■まとめ
今回、お墓参り代行サービスについて解説いたしました。認知度も高まっているお墓参り代行サービスは諸事情でお墓参りへ行けない方達の強い味方となってくれます。古くから「代参」というお墓参りへ行けない人に代わりお参りをしてもらう風習があります。
その現代版が「お墓参り代行サービス」です。行きたくても行けない・・・そんな心のモヤモヤを晴らしてもらえるお墓参り代行サービスを上手に利用してお墓を綺麗に保てればご先祖様や故人が気持ちよく眠ることができるでしょう。
まずは気軽にオンラインでお問い合わせだけでも、してみてはいかがでしょうか。
少しでも疑問や質問があれば、すぐに当社に電話・メールでお問い合わせください!まずは気軽にオンラインなどからの問い合わせも大歓迎です!! オンラインでの相談は、こちら