お役立ちコラム

【お墓を建てる】墓地の区画(墓所)の選び方は?購入してから失敗と思わない墓所の選び方について

今年ももうすぐお盆の時期がやってきます。先祖代々から受け継いだお墓があるご家庭はそこにお墓があることに疑問を持つことはほとんどないと思いますが、新たに区画(墓所)を購入する方は何を基準にすればいいのか?果たして購入した区画でよかったのか?など疑問が絶えません。

寺院や霊園など自身が住む場所から程近い場所でお墓を建てることがほとんどでしょう。そんな新たにお墓を建てたい・建てなければいけない方達は、区画(墓所)の広さであったり価格帯などまずは下調べが必要です。

お墓を建てる際、区画(墓所)の種類があるの?


広大な土地に大小さまざまな区画(墓所)が事前に用意され、同じ寺院・霊園内でも例えば見晴らしのいい丘の上であったりすると価格が異なります。ちなみに区画(墓所)は寺院・霊園、そして地方によって呼び方が異なりますが、あくまで一般的な例としてご紹介します。

|一般墓地・墓所
ごく一般的な区画(墓所)は、外柵で区切られ区画整理された同じ広さの区画(墓所)が並んでいるもので、最も多く普及されているタイプです。そのためお墓といえばこの一般墓所を思い浮かべる方が多いはずです。

一昔前まで、ベーシックな和型三段の墓石がポピュラーだったことから、お墓とお墓の距離をあまり確保しないタイプの区画(墓所)が普及しました。

しかし近年ではデザインが多様化し、洋型から個人の趣味などを反映したデザイン墓などもあり、先に建てたいお墓に合わせて区画(墓所)を選ぶ方も多くなってきています。

|芝生墓地・墓所
芝生が広がる墓地といえば、海外ではごく一般的で、日本でもガーデニング型霊園などで見かける墓地です。一番の特徴は、お墓とお墓の間に外柵を設けないことと、全体的に墓石の高さが低く設置されることです。そのため墓石で視界が遮られないので、とても広々と感じられるでしょう。さらに墓石が低いことから日当たりも良く、まるで公園のような明るい雰囲気のところが多いのも魅力的です。

|ゆとり墓地・墓所
都市部から少し離れた場所などに見かける、お墓の前後や両隣から程よいスペースを設けゆったりとした大きめの空間を確保したタイプをゆとり墓地・墓所と呼びます。区画(墓所)が広く取られているからこそ、木や花々を植えたりとそこに眠る故人がゆっくりとできるよう色々とカスタマイズすることができます。墓地・墓所によって四方向全てに空間を設けたり、左右だけ、前後だけなど場所によって異なります。

|ガーデニング墓地・墓所
その名の通り、公園や庭園のようにお墓の周りに樹木や花々が植栽された墓地・墓所です。園内全てが四季折々の草花であふれ墓地・墓所によっては、噴水や池、小休憩できるベンチなどお参りに来る人が故人と大切な時間を過ごせるような空間が広がります。

区画(墓所)を選ぶ方法とは?


さまざまな区画(墓所)がありますが、実際に何をもとにして選べばいいのか、まだ疑問がつきません。そこで区画(墓所)を上手に選ぶためのポイントをいくつかご紹介します。

|費用面
墓地の区画を使用することを「永代使用権」と言い、お墓を購入する際、寺院や霊園などに「永代使用料(土地代)」を支払い、「永代使用権」を取得します。この「永代使用権」は、墓地の1区画を使用しお墓を建てて、ご遺骨やご遺灰などを埋葬する権利のことを言います。先祖代々子々孫々に渡って使用できる権利なので、「墓地永代使用権」とも言われています。

また「永代使用料」とは、墓地・墓所の土地を借りるための費用です。管理費を支払うことで半永久的に区画(墓所)を使用できる権利ですが、区画(墓所)を購入したからといって、自分の土地(墓地)になるわけではありません。

区画(墓所)のサイズと形状は?


区画(墓所)を選ぶとき、自分や家族だけでなく、その子々孫々に渡って利用することを考慮し、適切なサイズを選びます。区画(墓所)のサイズによって建てられる墓石のサイズが当然異なることから、納骨できるご遺骨・ご遺灰の数に限りがでてます。

一代限りのお墓であれば、それほど大きな区画(墓所)は必要ありませんが、しっかり家族や親族間で話し合うことも重要です。

|日当たり・風通しの良さ
和型・洋型問わず何よりも、日当たりが良かったり風通しの良い場所はお墓を管理する上でも見逃せないポイントです。

|水はけがいい・地盤がしっかりとしている
区画(墓所)によって地盤が心許無い所や、水がたまりやすい箇所がないかなども重視してください。特に水はけが悪いと地下部分に設置する納骨棺(カロート)にまで影響が及ぶことがあります。そのため、天気の良い日だけでなく、雨天にも現地視察は必須です。

|立地とアクセス
自宅からの距離や交通の便も考慮し、お墓参りへ行く際の利便性も重視する必要があります。また公共交通機関を利用するのであれば、そこからのアクセスを考えたり、車であれば駐車場が十分確保されているかなども事前に確認するようにしましょう。

また寺院や霊園の入り口から、自分のお墓がある場所までの経路もきちんと確認しましょう。バリアフリーに対応しているか?年配の方や足が不自由な方などが無理なくお参りできるようきちんと歩道が整備されているかなど、重要視する点は区画(墓所)以外にもあるので、事前にチェックしておきましょう。

まとめ


区画(墓所)は、墓地使用料を支払った後でキャンセルとなると自己都合によるものなるので、お金は返金されません。だからこそ後々後悔するのであれば、しっかりと下調べして納得のいく区画(墓所)を選ぶようにしましょう。

もしどこの区画(墓所)がいいか決めきれない時、墓石などの相談もできる石材店が相談に乗ってくれます。石材のことだけでなく、お墓のことであれば大抵のことを知り尽くしているからこそ、頼りにる存在と言えるはずです。

まずは気軽にオンラインでお問い合わせだけでも、してみてはいかがでしょうか。

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