よくあるご質問|お墓について
お墓ディレクター所有の専任スタッフがお客様からよくいただくお墓、仏事のご質問にお応えいたします!
ご相談は全て無料ですので、これ以外にも不明なことがありましたら、お気軽にお問い合わせください。
最近では、生前に建てる方も増えました。それとともに、個性を少し出したお墓「洋墓」のご希望が多くなりました。お墓の色もお好きな色目の石材を選ばれています。 お寺の境内墓地の場合は、ご住職の考えもおありになると思いますので、事前にご相談されるほうが良いと思います。境内墓地以外では、お寺様も、お墓の前文 字や梵字等の基本から外れなければ、おまかせ下さる事が多いですが、今後のご供養の指導を頂くお寺様にご相談されてからお決めになられたほうが、よろしい かと思います。
生前にお墓を建てる事を「寿陵」といいまして、おめでたいこととされています。 生前にお墓を建てることは、一度死んで生まれ変わる事を意味していますので、寿命が延びると言い伝えられています。ご自身がお元気なうちに、墓地や石材の ことをしっかり勉強して納得のいくお墓作りをされれば、ご自身もご満足でしょうし、残されたご家族も、安心してご供養ができますので、お墓を建てておいて 良かったとの声をよくおっしゃっておられます。 私のお客様のご遺族の方が、「お父さんが気に入って作った墓だから安心して納骨が出来る、墓を建ててもらって良かった」と言っておられました。
墓地は、公営墓地・寺院墓地・民間墓地とに分けることが出来ます。 当たり前の事ですが、近くて交通の便がよく、造成がしっかりしており、管理が良くなされている墓地がポイントです。 その他にも墓苑管理者が実際に活動されているお寺様で永続管理が出来ること、正式な墓地の営業許可を得ていること、日当たりが良く駐車場・水道・トイレが 完備されていること、永代使用権が常識的な価格であること、緑が多く工場のばい煙が降らないこと、出来るだけ東・南・西向きのいずれかにお墓が建てられる こと、多種類の区画があり選択の自由があること、出入りしている石材業者に信用があり安心なこと、宗旨・宗派が不問であること、水はけがよく清潔であるこ と・・・ すべてに完璧な墓地は難しいでしょう。 下記を参考にして、よく皆様でご相談の上お決めください。 ①公営墓地 都道府県や市町村が運営しており、資格や条件(一定期間の居住や遺骨がある場合のみとか継承者が必要など)がある所も多くありますので、問い合わせが必要 です。公営墓地は、価格が手頃なため、空区画が無い場合が多いです。抽選での分譲の場合もありますので、よく調べて早めからの準備がお勧めです。 ②寺院墓地 檀家になる事が条件となりますので、お寺さんとのお付き合いを以後、続けていただく事になります。条件は、どのような事があるかも相談されてお考えくださ い。寺墓地は、常に読経されていますので供養の面では叶っています。ごく一部のお寺様では、墓檀家と一般に言われるお付き合いもあるようです。完全な檀家 としてのお付き合いではないですが、準檀家のような関係でお寺の維持管理や行事に極力参加いただければ、墓地を分けてくださり、以前からのお付き合いのあ るお寺様に墓地にてお経をあげていただけるという場合もあります。お寺様によれば、墓地の維持管理の都合上指定の石材店をお決めになられている場合もあり ます。 ③民営墓地 宗教法人が運営しており、宗教、宗派に関係なく利用が出来ることが多いです。基本、墓地は墓地(土地)そのものを購入するものでなく永代使用権を購入(確 保)するものですので、土地のように転売したりすることは出来ません。また、自分がお墓として使用する以外には使ってはいけません。しかし、代々継承する ことが出来る権利ですので、子孫に残すことは出来ます。良くある条件としては、不要になった場合は、すべて元通りにして返却することが条件で、支払った費 用は返却されないことが多いです。確認しておくべきことは以下の項目です。 ・管理料が必要か? それは年間いくらか? ・指定の石材店があるか、なしか? ・指定の石材店がある場合は、石塔の価格はどのくらいか? ・お墓のデザインとか指定があるのか? ・お墓の高さや周辺の囲い石(巻石)の高さなど規定があるのか? ・墓地の価格は、1区画か1平米か1聖地か? ・墓地を契約すれば、お墓を建てるのに3年以内とか5年以内とか条件が あるのか? ・今お世話になっているお寺様に墓地でお経をあげてもらってもいいのか? その他、規約をよくご説明いただいてご判断ください。
可能です。最近では、岡山・広島から近畿地方への引越しのご依頼が 増えました。準備としては①お寺様へのご相談、②役所への手続き、③石材店の選定、④ご親戚がおありになれば事前のご相談、⑤引越し先の確保をなされれば、さほど難しくはありません。 ①お寺様へのご相談 ご先祖様がお世話になっていたのですから、お礼のご挨拶(ご相談)は必要です。お墓を移動する場合には、抜魂式(遷座式)もお願いしなければなりません。 ②役所への手続き 1.移転先のお寺様や霊園の管理者から受け入れ証明書をもらう 2.現在の墓地管理者(寺院・霊園)から埋葬(埋蔵)証明書をもらう 3.上記二つの書類を添付して、現在のお墓のある市町村役場に改葬許可申請書を提出する 4.改葬許可書を新しい墓地管理者に提出し引越しをおこなう ③石材店の選定 最近では、ホームページで、事前に情報を収集されてから問い合わせをされる方が増えましたが、ご近所・知人への評判の確認をされたり、お寺様にご相談され たりするようです。親切で丁寧な石材店を選ぶなら電話での対応や店舗の状況や接客の態度など、足を運んでご自身の目で確認された方が良いと思います。お決 めになられたら、石材店もプロですので、心配事やしきたり等を積極的に相談されれば良いと思います。 ④ご親戚への相談 現在まで、そのお墓を参っていてくださったご親戚がおありの場合には引越しは、その方のお気持ちにも配慮しなければなりません。ご事情やお考えを話し会いされて、気持ちよく同意いただけるようにしてください。 ⑤引越し先の確保 霊園の場合には、新しい墓のみ建てる事が出来て、古い墓の引越しは認めていない場合がありますし、お墓を建てるには石材店を指定する場合があります。現在のお墓の背の高さも関係したりします。規約をよく確認してから納得してお決めください。
例えて言いますと、同じご兄弟でも後を継がれた方と、新家として独立したご兄弟の場合。私たちは、違う家と考えます。その場合は、基本同じ墓地内にお墓を建立する場合には、少し慎重になります。お寺様にもご指導を頂いたりもします。 現在の様に少子化で墓地の確保が難しい時代において、親戚同士が同じ墓所に隣同士に墓を建てて将来の供養をともに補い合う事を考える事は、至極必然性があります。 そのような場合には、見た目は一つの墓地に見えますが、互いのお墓の間に境界石を埋め(天面が地面にのぞく感じ)て、墓地が違うことを表現します。そうすれば、差しさわりも無く両家とも供養していただけると言われています。
まず寸のお話からいたしますと、墓屋さんはよくこの単位を使います。1寸が約3センチです。それで、9寸・10寸の表現は、お墓の一番上にあり、文字の彫ってある石(仏石・棹石)の幅の事を言っています。 ですから9寸のお墓と言えば、仏石の幅が約27センチほどのお墓の事です。幅が広くなればなるほどお墓の高さも高くなります。ちなみに9寸のお墓の高さは、1.5m~1.65mほどの高さ、10寸のお墓は、1.65m~1.8mほどの高さです
よくお客様から聞かれる質問です。 古くからの先祖様のお墓は、夫婦墓か個人墓です。大きさで言いますとさほど大きくありません、この地区では7寸や8寸墓(1m-1,2mの高さ)が多いで す。最近新たにお墓を建立される場合は、代々墓(納骨墓)をされます、9寸や10寸墓(1.6m-1.8mの高さ)ぐらいなので、必然的に先祖様より高く なります。 その場合の考え方として、「新しく建てるのが代々墓であれば、多くの故人が入る墓なので大きくてもかまわない」と言われています。ですが、新たに建てるお墓が先祖様と同じ夫婦墓となればご質問のように高くならないように、配慮します。
先祖供養と言う立派な行為を行う日に、差しさわりのある日はありません、かえって、ご先祖様からお返しを頂き、幸せ倍増日になることでしょう。 ただ、お墓屋さんの立場から言いますと、天気の日が一番です。一般的には、お盆・お彼岸・お正月・などの節目や、どなたかのご命日に間に合うようになさる方が多いようです。
もちろん、ご先祖様のお墓ですから勝手に動かすことは良くありません。お寺様に拝んで頂く必要があります。抜魂式(遷座式)と言われるのがこの事です。 そうすれば、お墓が石に戻りますから、私達が動かしても大丈夫です。ご先祖様を粗末にすることなく、子孫の方々が頑張って新しいきれいなお墓を建立してくださったことですから、ご先祖様が感謝されても祟(たた)られるはずはありません。 その時には、お骨も丁寧に取り出して、新しいお墓に入って頂きます。古いお墓ですと、土葬の場合もあります。
一般的に、供養塔としては、五輪塔や一石五輪塔が用いられます。 皆様が墓地に行かれますと頭が三角で丸い石がその下にあるお墓を見られることがあると思いますが、それが五輪塔です。興教大師(覚鑁上人)が、理論を確立 されたお墓で、このお墓に納骨すれば、亡くなった人は皆ホトケ様となって極楽往生できると言われる、ありがたいお墓です。 さらに、お墓を建てられた方には、お経を何万回読むよりも功徳があり。その功徳をご先祖様に廻して差し上げることができるのです。ちなみにこれを廻向(えこう)と言われています。宗旨により、五輪塔をしない場合もあります。
新しく、供養塔を一基建立して、古いお墓をまとめられてはいかがですか。 お墓も家と同じで、古くなれば新しく建立することは、決して悪いことではありません。むしろ、新しくきれいな家に引越し出来るわけですから、ご先祖様も喜んで下さるはずです。 墓地が広い場合、お墓の一番上の石を私たちは『仏石とか棹石』と呼びますが、この仏石は魂の入っていた、大切な石ですから、供養塔と一緒に墓地内にきれいにまとめておきます。その他の台石や花立は、石材店が引き取る場合が多いです。