用語辞典一覧|ハ行
拝石 はいせき |
礼拝のために敷く石。また墓石の前に敷く拝み石。 |
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墓じまい はかじまい |
お墓の引っ越し(改葬)や継承者がいなくなったなどの理由でお墓を解体撤去すること。その際には永代使用権を寺院・霊園に返還し、墓地を更地にするのが一般的。 |
白華 はっか |
俗に言う「はなたれ」、可溶性塩類を含んだ水分が石材中の毛細管中を移動し、表面部分で水分が蒸発し、塩類の結晶を析出させる。塩類は炭酸塩が多く、硫酸塩を含むこともある。代表的な石材の変質現象。「エフロレッセンス」ともいう。 |
パッサモルタル ぱっさもるたる |
石据えの仮決めなどに使う、水分の少ない粘着性の低いモルタル。叩き締めするとき敷きモルタルに融通性を持たせるために使用する。 |
発破 はっぱ |
岩石に穴をあけ、火薬を詰めて爆発させること。原石を岩盤から切り離す大割りなどに用いられる。 |
花立 はなたて |
お花やしきみを活ける石です。最近では取り外し可能なステンレスの花筒がセットされています。 図解はこちら |
ビシャン びしゃん |
石工具の一つ40㎜×40㎜前後の面を目割りし、それぞれに硬質特殊合金のピラミッド型の刃が刻まれている。 |
ビシャン仕上げ びしゃんしあげ |
ビシャンで叩いた仕上げのこと。 |
火袋 ひぶくろ |
石灯篭の笠と受け石の間にあり、灯の入るところ。 |
ピンコロ ぴんころ |
舗石のこと。 |
斑 ふ |
石の面に現れる色、質などが乱れる部分。黒玉、白玉、模様の流れなど鉱物結晶の不均一によるもの。斑によってそれが特質になる石材と欠点になる石材がある。 |
風化 ふうか |
大気、寒気、水分などの作用を受けて、本来の石質に変化を起こした状態。 |