用語辞典一覧
火山岩 かざんがん |
噴出したマグマが冷え固まった岩石。急速に冷却したため、鉱物の結晶粒の細かいものが多い。 |
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春日灯篭 かすがとうろう |
奈良春日神社に多くある石灯篭の総称。六角形の火袋に神鹿を彫刻し、笠の角に蕨手が付いているのが定形。石灯篭の代表的なもの。 |
火成岩 かせいがん |
マグマが固結してできた岩石の総称。近くの深い所で固まったものが深成岩(花崗岩など)、火山活動の際に噴出し固まったものが火山岩=噴出岩(安山岩)など。 |
空積み からづみ |
モルタルを用いずに石材の据付を行うこと。 |
カロート かろーと |
遺骨を納めるお墓の納骨棺部分のことで、地上式・半地下式・地下式がある。 「棺」を意味する唐櫃(からうど)という言葉が語源になっている。 |
観音像 かんのんぞう |
観世音菩薩の像。観音とは悟りを得るため衆生教化済度の修行を積み、やがては仏陀となる修行僧のこと。 |
北木石 きたぎいし |
花崗岩。淡黄赤色~灰白色。中~粗目の石。風化が少なく大材の産出も。岡山県笠岡市北木島町産。 →石辞典でもっと詳しく見る |
気泡 きほう |
マグマが岩石となる過程で、揮発成分が発散して岩石の中に残す細かい孔。噴出岩中には多かれ少なかれ存在する。 |
擬宝珠柱 ぎぼしばしら |
一説にはネギの花に似ている事(独特な匂いであることから)から魔除けの意味があるとも云われています。 図解はこちら |
吸水率 きゅうすいりつ |
石材が吸収する水分の量。気孔の多い軟石ほど吸水率が高くもろい。 |
凝灰岩 ぎょうかいがん |
堆積岩の一つ。灰や微粒の砂が堆積して固結した岩石。軟石に属し風化に対して劣るが、耐火性、加工性に優れている。栃木・宇都宮の大谷石が代表的 |
境界石 きょうかいせき |
個人の墓地の周囲をかこみ、近隣の墓地との境界を明らかにする為のもの。墓地の土台を固め、水の流入などを防ぐ働きもある。 |