糠目 ぬかめ |
石材の粒状による分類。もっともきめの細かい石を指す。
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猫足 ねこあし |
石塔、墓石の一部で猫の足のように4本の脚のついた飾り台のこと。
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納骨堂 のうこつどう |
骨壷に収納した遺骨を屋内で保管するための建物のこと。墓を建てるまでの期間に一時的に保管する場合と、建墓をせずに永久的に保管される場合がある。後者においては「屋内霊園」と呼ばれる大規模なものもあり、ご本尊の安置やまるでマンションのような多数の納骨壇を備えるものもある。
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伸び のび |
石が寸法書上の寸法より実際寸法が大きい場合、その差を伸び(延び)という。
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延石 のべいし |
細く長い石のこと。
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のみ のみ |
たがねののみをいう。石を加工する道具。石のみとも呼ぶ。
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のみ切り のみきり |
先の尖ったのみで、のみ跡を残す表面仕上げ。凹凸のある石肌はとても美しく、古いお墓や灯篭などによく用いられた手法。
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法 のり |
垂直からの傾斜の角度を表す言葉。石積みなどの勾配を法勾配、法面という。
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のろ のろ |
セメントを水だけを混合・撹拌したもの。
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拝石 はいせき |
礼拝のために敷く石。また墓石の前に敷く拝み石。
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墓じまい はかじまい |
お墓の引っ越し(改葬)や継承者がいなくなったなどの理由でお墓を解体撤去すること。その際には永代使用権を寺院・霊園に返還し、墓地を更地にするのが一般的。
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白華 はっか |
俗に言う「はなたれ」、可溶性塩類を含んだ水分が石材中の毛細管中を移動し、表面部分で水分が蒸発し、塩類の結晶を析出させる。塩類は炭酸塩が多く、硫酸塩を含むこともある。代表的な石材の変質現象。「エフロレッセンス」ともいう。
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